2017年のクラスルール
レーザーセーラー各位
2017年のクラスルールは 2016年と同じです。
西野 隆文
メジャラー
レーザーセーラー各位
2017年のクラスルールは 2016年と同じです。
西野 隆文
メジャラー
レーザーセーラー各位
ILCAから、新しいコンポジット製トップマストのリリースが発表されました。
現状は、11月のILCA会議でベンド特性/重量が決まったところで、まずは50本ほどをオーストラリアでテスト販売する予定です。南半球は夏のシーズンなのでヘビーなテストも兼ねたものです。
北半球での販売に関してはまだ詳細未定です。分り次第お知らせします。
西野 隆文
メジャラー
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ILCAの発表
http://laserinternational.org/2016/12/06/laser-class-announces-new-composite-top-mast/
国際レーザークラス協会(ILCA)はクラス規則に適合したコンポジット製トップマストのリリースを発表できることを嬉しく思います。それは2017年の早い時期に入手可能となる見込みです。
新しいマストは、現状のアルミニウム製マストと重さとベンド特性が厳密に同じですので帆走性能が向上することはありませんが、アルミニウム製マストで生じるような永久的な曲がりの問題はなくなるでしょう。
「新しい機材を導入するにあたってのILCAの方針は常に、それが現状の機材と同じ特性を持ち、現状の機材を使った艇とレースをしたときに有利にならないようにすることです」とILCAのエグゼクティブセクレタリー Eric Faust は述べています。「コンポジット製マストはこの目標に完全に合致しています。それは世界のトップセーラーたちによってテストされ、彼らの誰もがセーリングにおいて違いを見いだせなかったとしています。」
ILCAの Clive Humphris テクニカルオフィサーによると、「新しいトップマストは厳密に開発され、現在のマストと取り替えができることを保証するためにこれまで6年以上にわたってテストされてきました。新しいマストの良さは、耐久性に優れ、アルミニウム製マストにありがちだった永久的な曲がりが生じにくいことです。」
ILCAの Tracy Usher 会長も同じく、「私はコンポジット製マストの試作品を幅広いコンディションの下で使用してきましたが、アルミニウム製マストとの違いを挙げることはできませんでた。私は同じようにセーリングし、艇の挙動も同じでした。あらゆることが同じに感じられました」と述べています。
「これは誰にとってもレーザーでのセーリングを容易にするものです」と Usher 会長は付け加えます。「セーラーたちは、マストを立てるときにリベットの位置を注意深く合わせることや、強風で乗った日にマストが曲がっていないかどうかを心配する必要はなくなるでしょう。これは誰にとっても大きな進歩となるでしょう。」
コンポジット製マストはレーザーの建造マニュアルにおいても完全に認められており、
クラス規則を変更する必要はありません。このマストをビルダーもしくは認定されたディーラーから購入するかぎり、あらゆるILCAの公認大会で使用することができます。
新しいマストの規格はビルダー、World Sailing、ILCAが密に連携して開発されました。コンポジット製トップマストがクラス規則に適合し、海上においていかなる性能向上ももたらさないため、ILCAも World Sailing もコンポジット製マストの使用をいかなる将来の大会においても制限する必要はないだろうと期待しています。もしその後、新しいマストの使用を制限する必要があるとなったら、それは大会ごとにレース公示で指示されることになるでしょう。
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国体でのMKIIセールの使用について、皆様から問合せがありましたので以下確認いたしました。
①MKIIセールは協会でもアナウンスしていますが、4月1日より国内公式レースすべてに使用が可能です。
https://www.laserjapan.org/archives/4122
②県ナンバーの貼り付け位置についても問合せがありますが、これについては、第71回国民体育大会 2016希望郷 いわて国体 セーリング実施要項に従って準備してください。
第71回国民体育大会 2016希望郷 いわて国体 セーリング実施要項PDF
日本レーザークラス協会
レーザーセーラー各位
昨年よりお知らせしております レーザースタンダード Mark II セール は、
国内の公式レースにおいては 2016年4月1日 から使用可能となります。
購入、および特徴については パフォーマンス・セイルクラフト・ジャパン のホームページ を参照してください。
以上
西野 隆文
メジャラー
レーザーセーラー各位
ILCAから、新しいスタンダード Mark II セールが 11月1日からリリースされることが発表されました。
JLCAとしての考えは、11月の総会時に決定後、速やかに当ホームページ上で発表します。
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ILCAの発表 (原文はこちら) :
国際レーザークラス協会(ILCA)は、レーザークラスに完全に適合した新しいスタンダードリグ用セールをリリースすることを発表します。セールに関して大きな変更がなされるのは、40年以上にわたるレーザークラスの歴史のなかでも初めてのことです。
スタンダード Mark II セールと呼ばれる新しいデザイン(特許) は、レーザーのビルダー、レーザークラス協会、2つの大手セールメーカー、世界的トップセーラーを巻き込んだ何千時間にもおよぶデザイン作業と実走テストの結果、生み出されました。
Mark II セールはバイラジアルパネル、より重い 4.5オンスのセールクロス、最適化された補強パッチを採用し、これらすべてはレース用セールとしての寿命を最大限伸ばすことを意図しています。また、テーパーバテン、ベルクロ付きバテンポケット、視野を拡大する大きな窓、マスト連結部のしわを防ぐようデザインし直したラフチューブ(特許) も採用されています。
ILCAの Tracy Usher 会長は「これはレーザークラスにとって飛躍的な進歩です。何年もの間、レーザークラスについての最も多い苦情はセールのデザインが旧式だということでした。私たちは多大な時間と労力を新しいセールデザインにつぎ込み、その結果に満足しています」と述べています。
レーザーについてのすべての変更と同様、新しいセールも従来のセールと互換性を保つよう、慎重にデザインされました。つまり、性能を良くするためにデザインされたのではないということです。その代わり、Mark II セールは耐久性と使いやすさの向上を約束します。
ILCAの Clive Humphris テクニカルオフィサーは「Mark II セールのデザインプロジェクトの主要な目的は、従来のセールと性能は同じだが耐久性の良いセールをつくることでした。Mark II セールが従来のセールより速くないことを確かめるため、また、従来のセールを一夜にして時代遅れにしてしまわないよう、懸命に作業しました。従来のスタンダードセールは、これからも正規のレーザーディーラーから入手可能で、今後何年にもわたって新旧デザインのセールが並んでレースをすることになるでしょう」と述べています。
レーザークラスに適合した Mark II セールは 2015年の終わりごろから一部入手可能になり、2016年の早い時期に世界中で入手可能になる見込みです。このようなリリース時期の事情から、国際セーリング連盟(ISAF)の合意の下、2016年のオリンピックおよびその国枠選考大会においては、Mark II セールは使用されません。
2016年のオリンピックが終わるまで、Mark II セールの使用の可否は大会ごとにレース公示によって示されることになるでしょう。その後は、すべてのILCA公認大会で従来のスタンダードセールとともに使用が認められるようになるでしょう。
Usher会長は「すでに数多くのオリンピック選考大会がおこなわれているので、2016年のオリンピックにおいては大幅な艤装の変更をおこなわないことでISAFと合意しました。私たちの目標は、2020年の東京オリンピックに向けた次の 4年間が始まるときに新しい Mark II セールを世界中で入手可能にすることです」と述べています。
ISAFならびにレーザービルダーと連携し、ILCAは Mark II セールの入手可能性と使用できる大会について追って発表する予定です。
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以上
西野 隆文
メジャラー
レーザーセーラー各位
最近、問い合わせをいただいている事柄についてまとめます。
Q1. コクピット後面に貼ってある ISAF建造プラーク(セール/艇体番号が入ったもの)が貼られていない古い艇体でもレースに使用できるか?
A1. トランサムあるいはバウアイの下にセール/艇体番号が刻印されていますので、それによってビルダーから供給された艇体であることが確認されれば使用できます。
Q2. “Authorized International Laser Class Fittings” と印刷された赤や青の小さなステッカーが貼られていないマスト、ブーム、センター、ラダーブレード、ラダーヘッドでもレースで使用できるか?
A2. A1.と同様、古い艇の艤装品にはこのステッカーは貼られていません。計測はステッカーなしでも受けられますが、レーザーの正規パーツと認められない場合は使用できません。
Q3. トップマストのパイプを使って自作したブームはレースで使用できるか?
A3. トップマストをブームの長さに切る際、“Authorized International Laser Class Fittings” と印刷されたステッカーを残すように切ってください。それによってビルダーから供給されたパイプを使用しているという証明になります。その上で寸法の計測を受け、パスすれば使用できます。
以上
西野 隆文
メジャラー
国体に出場されるレーザーセーラー各位
『 国民体育大会においては、公益財団法人日本体育協会の「国民体育大会企業協賛に関するガイドライン」に基づき、競技者の広告は認められていません。
国民体育大会における競技者広告の表示は、ISAF広告規定20.2.4に違反し、従ってISAF広告規定20.9及びセーリング競技規則に基づくペナルティーが課されることがあります。
ISAF広告規定20.7で認められている製造業者とセールメーカーのマークは、競技者広告ではないため,国民体育大会においても認められます。
但し、ISAF広告規定20.7で認められる範囲を超えるマークは、それが製造業者またはセールメーカーが貼付または印刷したものであったとしても、これに手を加えずに表示することを選択した競技者による競技者広告と見なされますので、国体においては違反となります。』
…のでご注意ください。
(上記の文章は、国民体育大会における製造業者等のマークの表示について(通知) からの抜粋です)
参考
・国民体育大会企業協賛に関するガイドライン
・ISAF広告規定20.x.x (英和対訳)
以上
西野 隆文
メジャラー