カテゴリー: 計測委員会
計測を受ける際の注意点(バテンについて)
クラス規則の変更について投票がおこなわれています。
レーザーセーラー各位
期間が半分過ぎてしまいましたが、現在、クラス規則の変更についての投票がおこなわれています。
変更内容は、
規則24 テープとライン において、熱収縮チューブも使用できるようにする。
規則3(d) ブームバング において、x.項にある「バングカムクリートブロック」の写真を削除し、今後は使用可能なバングクリートブロックをILCAのウェブサイトで公表する。また、バングクリートブロックを構成する部品のうち、フェアリードやクリートといった、取り外しできるものが摩耗した場合は同等のものと交換してよいことも明記する。
というものです。
日本レーザークラス協会の会員はどなたでも投票できます。
投票するには、こちらから必要事項を入力してください。
期限は米国テキサスの夏時間(日本より14時間遅れ)で10月31日までです。
ぜひこの機会に投票ください。
西野 隆文
メジャラー
艤装違反にご注意!!
しばしば見受けられる艤装違反について強化委員会にて資料をまとめました。
こちらからどうそ。(ページの下の方)
特に高校生やジュニア・ユースのみなさんはこれから大きな大会が続きます。積み重ねた努力が無駄にならないよう、事前に必ず確認してクラスルール違反がないようにご注意ください。
強化委員会
「計測を受ける際の注意点」掲載しました!
メジャラー、強化委員会監修のもと「計測を受ける際の注意点」を掲載しました。
All Japan Championshipsに出場する選手・関係者はもちろん、それ以外の大会やフリート活動でもクラスルールに沿って艇を扱うことは大切です。ぜひご一読ください。
ラジアル用カーボンコンポジットロアーマストの使用について
レーザーセーラー各位
先日より販売が始まっているラジアル用カーボンコンポジットロアーマストは、国内の公式大会においては、本年9月1日から使用可能とします。
これはILCAのアナウンスを踏襲するものです。9月1日の根拠となっている東京オリンピックは延期となりましたが、国内においては9月1日の期日はそのまま維持します。
西野 隆文
メジャラー
2020年のクラス規則
2020年のクラス規則をアップしました。
昨年の投票の結果により「ビルダーの定義」が変更されています。
クラス規則へは、本ページ上段のメニュー クラス規則・協会規約 からアクセスできます。
西野 隆文
メジャラー
P.S.
別件ですが、purchase の訳語を変えています。
purchase については、これまで「テークルや支持点」と表していましたが、支持点の意味を強調する必要はないこと、外来語を別の片仮名で置き換えるのも違和感があることから、そのまま片仮名で「パーチェス」としています。意味は、ブロックを使った増力(装置) です。
クラスルールの重要な変更について投票があります。
レーザーセーラー各位
クラスルールの重要な変更について投票があります。
投票期限は 7月31日です。
投票はこちら。
・ 今回の変更内容
赤字の部分を削除。
Definition of Builder:
A Builder is a manufacturer that has the rights to use a Laser trademark, is manufacturing the hull, equipment, fittings, spars, sails and battens in strict adherence to the Construction Manual, and has been approved as a Laser Builder by each of World Sailing and the International Laser Class Association.
ビルダーの定義
ビルダーとは、レーザーの商標使用権をもち、建造マニュアルを厳密に遵守して艇体、装備、艤装品、スパー、セール、バテンを製造し、かつ World Sailing および国際レーザークラス協会のそれぞれからレーザーのビルダーとして承認された造船所をいう。
・ 変更の概要
・ 詳細情報
・ Q&A
今回、各クラスのボートビルダーと商標使用権保持者は、オリンピックで採用されるためには、World Sailingのオリンピック使用機材方針に従わなければならないことになりました。
その方針とは、興味を持ち、かつ資格を認められたビルダーは誰でも
– Fair (公平に)
– Reasonable (合理的に)
and
– Non-Discriminatory (差別されずに)
市場に参入できる、というものです。(FRAND条項)
そしてボートビルダーと商標権保持者がFRAND条項に同意する期限として、8月1日がWorld Sailingによって設定されました。ILCAはこの同意がなされるよう協議に加わってきましたが、現在のところ、まだ同意には至っていません。
もしこのまま期限までに同意がなされない場合は、レーザーが2024年のオリンピック使用機材として採用されない可能性がきわめて高くなります。
レーザークラスでは、クラスルールの第1章によって、レーザーの商標使用権をもつ者だけがビルダーになれると決められています。
今回のクラスルール変更は、オリンピック使用機材から除外される事態を避けるために、商標使用権保持者とビルダーを切り離すものです。
投票の結果、今回のクラスルール変更が決定された場合、ボートビルダーと商標権保持者がFRAND条項に
1. 同意すれば、新たなビルダーがレーザーのブランド名を使用して艇や艤装品を製造販売することができるようになります。
2. 同意しなくても、新たなビルダーがレーザーとは別のブランド名を使用して艇や艤装品を製造販売することができるようになります。
当然、望ましいのは 1. ですが、2. の場合でもオリンピック使用機材に継続して採用されるでしょう。
なお、今回の投票によって、レーザークラスの名称が変わることはありません。
以上
西野 隆文
メジャラー