カテゴリー: お知らせ
コンポジット製トップマスト
レーザーセーラー各位
ILCAから、新しいコンポジット製トップマストのリリースが発表されました。
現状は、11月のILCA会議でベンド特性/重量が決まったところで、まずは50本ほどをオーストラリアでテスト販売する予定です。南半球は夏のシーズンなのでヘビーなテストも兼ねたものです。
北半球での販売に関してはまだ詳細未定です。分り次第お知らせします。
西野 隆文
メジャラー
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ILCAの発表
http://laserinternational.org/2016/12/06/laser-class-announces-new-composite-top-mast/
国際レーザークラス協会(ILCA)はクラス規則に適合したコンポジット製トップマストのリリースを発表できることを嬉しく思います。それは2017年の早い時期に入手可能となる見込みです。
新しいマストは、現状のアルミニウム製マストと重さとベンド特性が厳密に同じですので帆走性能が向上することはありませんが、アルミニウム製マストで生じるような永久的な曲がりの問題はなくなるでしょう。
「新しい機材を導入するにあたってのILCAの方針は常に、それが現状の機材と同じ特性を持ち、現状の機材を使った艇とレースをしたときに有利にならないようにすることです」とILCAのエグゼクティブセクレタリー Eric Faust は述べています。「コンポジット製マストはこの目標に完全に合致しています。それは世界のトップセーラーたちによってテストされ、彼らの誰もがセーリングにおいて違いを見いだせなかったとしています。」
ILCAの Clive Humphris テクニカルオフィサーによると、「新しいトップマストは厳密に開発され、現在のマストと取り替えができることを保証するためにこれまで6年以上にわたってテストされてきました。新しいマストの良さは、耐久性に優れ、アルミニウム製マストにありがちだった永久的な曲がりが生じにくいことです。」
ILCAの Tracy Usher 会長も同じく、「私はコンポジット製マストの試作品を幅広いコンディションの下で使用してきましたが、アルミニウム製マストとの違いを挙げることはできませんでた。私は同じようにセーリングし、艇の挙動も同じでした。あらゆることが同じに感じられました」と述べています。
「これは誰にとってもレーザーでのセーリングを容易にするものです」と Usher 会長は付け加えます。「セーラーたちは、マストを立てるときにリベットの位置を注意深く合わせることや、強風で乗った日にマストが曲がっていないかどうかを心配する必要はなくなるでしょう。これは誰にとっても大きな進歩となるでしょう。」
コンポジット製マストはレーザーの建造マニュアルにおいても完全に認められており、
クラス規則を変更する必要はありません。このマストをビルダーもしくは認定されたディーラーから購入するかぎり、あらゆるILCAの公認大会で使用することができます。
新しいマストの規格はビルダー、World Sailing、ILCAが密に連携して開発されました。コンポジット製トップマストがクラス規則に適合し、海上においていかなる性能向上ももたらさないため、ILCAも World Sailing もコンポジット製マストの使用をいかなる将来の大会においても制限する必要はないだろうと期待しています。もしその後、新しいマストの使用を制限する必要があるとなったら、それは大会ごとにレース公示で指示されることになるでしょう。
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国民体育大会におけるMKⅡセールの使用について
国体でのMKIIセールの使用について、皆様から問合せがありましたので以下確認いたしました。
①MKIIセールは協会でもアナウンスしていますが、4月1日より国内公式レースすべてに使用が可能です。
http://www.laserjapan.org/archives/4122
②県ナンバーの貼り付け位置についても問合せがありますが、これについては、第71回国民体育大会 2016希望郷 いわて国体 セーリング実施要項に従って準備してください。
第71回国民体育大会 2016希望郷 いわて国体 セーリング実施要項PDF
日本レーザークラス協会
一般社団法人日本レーザークラス協会の発足のご報告と会長就任のごあいさつ。
2015年4月1日に一般社団法人日本レーザークラス協会が登記され発足しました。
法人化に際して陣頭指揮の労をお取りいただいた木村会長様にはこの場をお借りし、会員 を代表し感謝の意を表させて頂きます。
本日より新組織体制となりますが本当に長い間 お世話になりました木村会長には名誉会長として、また現役レーザー乗りとしてのご指導 をお願い致します。
様々な局面が想定されますが宜しくお願い致します。
私は昨年の役員選挙で皆様のご信認を受け4月1日をもって一般社団法人日本レーザーク ラス協会の会長を引き受けさせて頂く事になりました。
長年にわたり築かれてきました 日本レーザークラス協会であり、多くの歴史の上に成り立っていますのでそのレガシーを 継承しつつ安全に楽しめるレーザー乗りの為の運営を行って参ります。
今後当協会は従来のレース等のイベントに加え国体種目への採用や高体連の採用方向や東 京オリンピックへの準備等変化の時期でもあります。
当協会の運営には役員各位と会員 各位そして関係する組織等のご協力があってこそレーザーの関係するイベントが円滑に行 われ発展に繋がって参ります。
当協会の運営にご理解を頂き、ご協力の程お願い致します。
2015年4月1日 一般社団法人日本レーザークラス協会 会長 加藤重雄
「一般社団法人日本レーザークラス協会」がスタート
日本レーザークラス協会は1973年設立以来、任意団体として運営してきましたが、2015年4月1日付で法人格を取得します。
報告者 日本レーザークラス協会 会長 木村治愛
法人化の必要性
- レーザーの成人オーナーだけによって協会が形成されていた時代から、近年および将来に向かってレーザー・セーリング参加者が多様化する状況になったため、協会の社会的信用を確立する必要があると判断しました。
- 協会を背負って立つ会長以下役員の権利・義務と責任を法的に明確にすることにより、安心してその任に就く体制を整える必要があると判断しました。
(任意団体では、協会規約に役員の責任や任務が規定されていますが、法的に第三者に対抗できるものではなく、悪くすれば誰かが無限責任を負う事態に至る可能性を秘めていました。) - 各種スポーツ振興基金等の補助対象は、法人団体であることが条件とされていること。
法人化のメリット(法務省の解説)
- 法人自体の名義で銀行口座の開設や不動産などの財産の登記、登録が可能になる。
法人の構成員とは切り離された、法人自体の名義で銀行口座の開設や不動産などの財産の登記、登録が可能となり、対外的な権利義務関係が明確になります。 - 私法上の取引主体としての地位が確保され、法人と取引関係に立つ第三者の保護を図ることができる。
法人の存在が登記によって公示されることにより、法人と役員、役員相互の権利義務関係、役員の任務や責任などが明確になることから、私法上の取引主体としての地位が保証され、法人と取引関係に立つ第三者の保護を図ることができる。
2015-2016 日本レーザークラス協会役員選挙結果(報告)
2015-2016年度 日本レーザークラス協会
役員選挙結果報告
標記の投票は2014年11月29日に締め切られ、12月3日に選挙管理委員が開票し指名委員の確認を得たところ、下記のとおりの結果となりました。
全候補者が有効投票数の過半数を超える賛成票を得ており、立候補者・役職が承認されたことを報告致します。
記
投票用紙発送数(代議員) 80名(役員20名、フリート代議員60名)
投票総数 69票
棄権票数 11票
立候補者氏名 役職 所属F 有効投票数 賛成票数 否定票数
加藤 重雄 会長 津 69票 69票 0票
内藤 幸一郎 副会長 山口 69票 69票 0票
福井 洪一 副会長 材木座 69票 68票 1票
大谷 たかを セクレタリー 江ノ島 69票 69票 0票
小見山 三知男 セクレタリー 沼津 69票 68票 1票
滝野 州平 会計 江ノ島 69票 69票 0票
佐藤 正志 監査 猪苗代 69票 69票 0票
西野 隆文 メジャラー 芦屋 69票 69票 0票
2014年12月4日
選挙管理委員会