ラジアル女子 国枠獲得なる。
ラジアル女子がパース2011世界選手権でロンドン五輪の枠をとりました。29枠の28番目ですが、落選した国が22いることを思えば、蛭田はじめ、女子4名、がんばりました。
吹けばエースは蛭田でしたが、予選が終わった時に4人ともシルバーフリートになってしまった時には最初の目標が達成できませんでした。その日の夕方にノーティスボードに成績が貼り出された時、私とポルトガルのコーチのルイスがしめし合わせたようにゴールドフリートの国数を数えはじめ、ゴールドにイギリスを含む26か国がいるので、シルバーにも枠がくることがわかりました。心配だったので、それぞれが作ったリストを照らし合わせて確認し、どちらも残れるようにがんばろうと誓った次第です。
ハイライトは今日の第9レースで、蛭田が1上マークでケースを起こした後でした。7位で回って楽勝!と思ったのがいけなかったのでしょうか。突然2ターンペナルティーをしだして、完了した時には31位まで落ちてしまいました。
ライバルのロシア(25点差だった)が2位で回っていったので、うわ、やばい!と心配しましたが、その後、26位で2上を回ると、ものすごい運動量でフィニッシュまでに19位にあがってきました。
最終レースはX旗があがり、また、やばいな!と思いましたが、本部艇の掲示を確認したら、私はひと安心。となりで番号をみていったノルウェーのコーチは、大慌てで私の顔を見てからあわてて得点計算をしだしました。OCSだったノルウェーは結果、蛭田に逆転されました。結局、シルバーからの4か国はシンガポール、ポルトガル、日本、ノルウェーです。
北京五輪のレーザー壮行会の時に、ロンドンへはラジアル女子が必ず行かれるように!と165cm以上60kg以上という選手を探しだし、180艇が集まった蒲郡全日本で全女子選手のメルアドをゲットし、そこからスタートしたオリンピックキャンペーンでしたが、まず、最初の目標をクリアできて、ほっとしています。
次は来年2月のNT選考、そして来年5月の世界選手権で代表が決定します。
成績は下記サイトでご確認ください。
http://www.perth2011.com/competition/PERTH2011/SAW103000/results
明日、メダルレースの結果でワールドチャンピオンが決まります。
斉藤愛子