「計測を受ける際の注意点」掲載しました!
メジャラー、強化委員会監修のもと「計測を受ける際の注意点」を掲載しました。
All Japan Championshipsに出場する選手・関係者はもちろん、それ以外の大会やフリート活動でもクラスルールに沿って艇を扱うことは大切です。ぜひご一読ください。
メジャラー、強化委員会監修のもと「計測を受ける際の注意点」を掲載しました。
All Japan Championshipsに出場する選手・関係者はもちろん、それ以外の大会やフリート活動でもクラスルールに沿って艇を扱うことは大切です。ぜひご一読ください。
レーザーセーラー各位
先日より販売が始まっているラジアル用カーボンコンポジットロアーマストは、国内の公式大会においては、本年9月1日から使用可能とします。
これはILCAのアナウンスを踏襲するものです。9月1日の根拠となっている東京オリンピックは延期となりましたが、国内においては9月1日の期日はそのまま維持します。
西野 隆文
メジャラー
2020年のクラス規則をアップしました。
昨年の投票の結果により「ビルダーの定義」が変更されています。
クラス規則へは、本ページ上段のメニュー クラス規則・協会規約 からアクセスできます。
西野 隆文
メジャラー
P.S.
別件ですが、purchase の訳語を変えています。
purchase については、これまで「テークルや支持点」と表していましたが、支持点の意味を強調する必要はないこと、外来語を別の片仮名で置き換えるのも違和感があることから、そのまま片仮名で「パーチェス」としています。意味は、ブロックを使った増力(装置) です。
レーザーセーラー各位
クラスルールの重要な変更について投票があります。
投票期限は 7月31日です。
投票はこちら。
・ 今回の変更内容
赤字の部分を削除。
Definition of Builder:
A Builder is a manufacturer that has the rights to use a Laser trademark, is manufacturing the hull, equipment, fittings, spars, sails and battens in strict adherence to the Construction Manual, and has been approved as a Laser Builder by each of World Sailing and the International Laser Class Association.
ビルダーの定義
ビルダーとは、レーザーの商標使用権をもち、建造マニュアルを厳密に遵守して艇体、装備、艤装品、スパー、セール、バテンを製造し、かつ World Sailing および国際レーザークラス協会のそれぞれからレーザーのビルダーとして承認された造船所をいう。
・ 変更の概要
・ 詳細情報
・ Q&A
今回、各クラスのボートビルダーと商標使用権保持者は、オリンピックで採用されるためには、World Sailingのオリンピック使用機材方針に従わなければならないことになりました。
その方針とは、興味を持ち、かつ資格を認められたビルダーは誰でも
– Fair (公平に)
– Reasonable (合理的に)
and
– Non-Discriminatory (差別されずに)
市場に参入できる、というものです。(FRAND条項)
そしてボートビルダーと商標権保持者がFRAND条項に同意する期限として、8月1日がWorld Sailingによって設定されました。ILCAはこの同意がなされるよう協議に加わってきましたが、現在のところ、まだ同意には至っていません。
もしこのまま期限までに同意がなされない場合は、レーザーが2024年のオリンピック使用機材として採用されない可能性がきわめて高くなります。
レーザークラスでは、クラスルールの第1章によって、レーザーの商標使用権をもつ者だけがビルダーになれると決められています。
今回のクラスルール変更は、オリンピック使用機材から除外される事態を避けるために、商標使用権保持者とビルダーを切り離すものです。
投票の結果、今回のクラスルール変更が決定された場合、ボートビルダーと商標権保持者がFRAND条項に
1. 同意すれば、新たなビルダーがレーザーのブランド名を使用して艇や艤装品を製造販売することができるようになります。
2. 同意しなくても、新たなビルダーがレーザーとは別のブランド名を使用して艇や艤装品を製造販売することができるようになります。
当然、望ましいのは 1. ですが、2. の場合でもオリンピック使用機材に継続して採用されるでしょう。
なお、今回の投票によって、レーザークラスの名称が変わることはありません。
以上
西野 隆文
メジャラー
2019年のクラス規則をアップしています。
これには昨年投票のあった項目の多くが採用されています。
Introduction のページに変更履歴がありますのでご確認ください。
なお、クラス規則へは、本ページの左側のメニュー 「各種資料 : 規則・規約 → クラス規則」からアクセスすることができます。
西野 隆文
メジャラー
規則・規約のトップページに2018年ルールブックが掲載されました。
現在、2019年のクラス規則の変更について投票がおこなわれています。
日本レーザークラス協会の会員は、どなたでも投票できます。(9月7日まで)
投票の方法
1. ILCAのサイトで、画面の右側(ウィンドウ幅を狭くした場合は画面の下側)にある Click here to view rule changes and cast your vote. をクリックします。
2. Vote on 2018 ILCA Rule Changes の画面が現れるので
(1) YOUR CONTACT INFORMATION
のところで First Name(名)、Lase Name(姓)、ZIP/Postal Code(郵便番号)、ILCA Member Country: Japan、Email Address を入力し、 > Next をクリックします。
3. 投票のページへ移行しますので、それぞれの項目について、YES / NO / ABSTAIN(棄権) のいずれかを選択します。
(2) クラムクリート
変更の提案: 規則 3(b)vi で取り消し線の部分を削除、赤字の部分を加える。
新しい規則 3(b)vi;
プラスチック製フェアリードやプラスチック製クラムクリートの代わりに、同一形状・同一サイズの金属製品を同じ位置に取り付けてもよい。
クラムクリートには通し穴があってもよい。
変更理由: 同一形状・同一サイズのクラムクリートに交換する場合、通し穴があるものも認めるという現在の解釈を規則に組み入れるため。
クラムクリートの例:
(3) マストの摩耗防止
変更の提案: 現行の規則 19(a) において青斜字の文を削除し赤字の文に入れ替える。
新しい規則 19(a) 追加:
19(a) マストステップの摩耗を防ぐため、厚さの合計が 1mm 未満の均一な厚さの複数のチューブやカラーをボトムマストまたはマストホールの全周にわたって取り付けてもよい。このチューブまたはカラーは、デッキレベルから 10mm よりも上に出てはならない。また、1mm 未満の均一な厚さの円板を 1枚、マストホールの底に取り付けてもよい。
現状の規則 19(a) 削除:
19(a) マストステップの摩耗を防ぐため、1mm 未満の均一な厚さのチューブやカラーを 1個、ボトムマストまたはマストホールの全周にわたって取り付けてもよい。このチューブまたはカラーは、デッキレベルから 10mm よりも上に出てはならない。また、1mm 未満の均一な厚さの円板を 1枚、マストホールの底に取り付けてもよい。
変更理由: 摩耗防止のチューブやカラーがいくつかに分かれていてもよいことを明確にするため。
マスト摩耗防止の例:
(4) セールボタン
変更の提案: 赤字の文を第1章に加える。
新しい規則追加
セールの識別
2001年1月1日以降に製造されたセールにはセールのタック付近に、ILCAから購入した、認可されたセールメーカーを示すボタンが取り付けられていなければならない。スタンダードMKIIセールにはオレンジ色のセールボタンが、ラジアル、4.7 および スタンダードMKIセール(クロスカット)には赤色のセールボタンが取り付けられていなければならない。
変更理由: レーザーの建造マニュアルは、クラス規則に適合したセールには ILCAが供給するセールボタンをタック付近に付けることを要求しているが、これをクラス規則に追加することにより、どのクラスのセーラーにとっても、競技で使うセールには、クラス規則に適合したものにするためのILCAが供給するセールボタンが付いていなければならないことを明確にする。
(5) コントロールラインの材質
変更の提案: 規則 3(b)i で取り消し線の部分を削除する。
新しい規則 3(b)i:
3(b)i コントロールラインには天然素材や合成素材のロープを使用してよいが、ブームバングとカニンガムにはアラミド繊維(ケブラーなど)を使ってはならない。
変更理由: アラミド繊維の使用制限をなくすため。
(6) コントロールラインの太さ
変更の提案: 現行の規則 3(b)ii において青斜字の文を削除し赤字の文に入れ替える。
新しい規則 3(b)ii 追加:
3(b)ii コントロールラインは均一の太さでなければならないが、荷重のかかる取付点でスプライスした箇所では太さが異なっていてもよい。
現状の規則 3(b)ii 削除:
3(b)ii コントロールラインは均一の太さでなければならず、荷重のかかる取付点でスプライスする場合を除いて、テーパーがかかっていてはならない。
変更理由: 荷重がかかる取付点でのスプライスできる範囲をより広く認めるため。
太さの違いの例:
(7) クラス規則改正に関する会員投票
変更の提案: 現行の規則 31 において青斜字の文を削除し赤字の文に入れ替える。
新しい規則 31 追加:
31 クラス規則の改正は次のそれぞれから承認を得なければならない。
a. ワールドカウンシル(世界評議員会)
b. アドバイザリーカウンシル(顧問評議員会)
c. 当クラスの国際事務所が公開する投票に対して、メンバーから返信された投票のうち 3分の2 以上の賛成。ただし、規則改正案を公開してから 1ヵ月以内に国際レーザークラス協会へ提出された投票だけを有効とする。
d. World Sailing
現状の規則 31 削除:
31 クラス規則の改正は次のそれぞれから承認を得なければならない。
a. ワールドカウンシル(世界評議員会)
b. アドバイザリーカウンシル(顧問評議員会)
c. 国際レーザークラス協会の事務所が行なう郵便投票に対して、メンバーから書面で返信された投票のうち 3分の2 以上の賛成。ただし、規則改正案を公開してから 6ヵ月以内に国際レーザークラス協会へ返信された郵便投票用紙だけを有効とする。
d. World Sailing
変更理由: 投票期間を 6ヶ月から1ヶ月に短縮するとともに投票を郵送しなければならないという制約をなくすため。
(8) クラス規則の緊急改正
変更の提案: 赤字の文を第5章に加える。
新しい規則追加
32 緊急改正
極めて緊急の場合には、ワールドカウンシル(世界評議員会)は World Sailingの承認のもと、一時的なクラス規則の変更を発布することができる。このような改正を恒久的なものにするためには、その後 規則31で明示されるクラス規則改正プロセスを経て承認を受けなければならない。
変更理由: 規則改正が必要だが通常の改正プロセスを通すには時間が足りない場合に備えるため。
4. 最後に > Done をクリックします。
以上
西野 隆文
メジャラー