2019年のクラス規則の変更について投票がおこなわれています。

2018-07-07

現在、2019年のクラス規則の変更について投票がおこなわれています。
日本レーザークラス協会の会員は、どなたでも投票できます。(9月7日まで)

変更案の内容はこちら

投票の方法

1.   ILCAのサイトで、画面の右側(ウィンドウ幅を狭くした場合は画面の下側)にある Click here to view rule changes and cast your vote. をクリックします。

2.    Vote on 2018 ILCA Rule Changes  の画面が現れるので
(1) YOUR CONTACT INFORMATION
のところで First Name(名)、Lase Name(姓)、ZIP/Postal Code(郵便番号)、ILCA Member Country: Japan、Email Address を入力し、 > Next をクリックします。

3.   投票のページへ移行しますので、それぞれの項目について、YES / NO / ABSTAIN(棄権) のいずれかを選択します。

(2) クラムクリート
変更の提案:
規則3(b)vi取り消し線の部分を削除、赤字の部分を加える。

新しい規則3(b)vi;
プラスチック製フェアリードやプラスチック製クラムクリートの代わりに、同一形状・同一サイズの金属製品を同じ位置に取り付けてもよい。
クラムクリートには通し穴があってもよい。

変更理由: 同一形状・同一サイズのクラムクリートに交換する場合、通し穴があるものも認めるという現在の解釈を規則に組み入れるため。

クラムクリートの例:

(3) マストの摩耗防止
変更の提案:
現行の規則19(a) において青斜字の文を削除し赤字の文に入れ替える。

新しい規則19(a) 追加:
19(a) マストステップの摩耗を防ぐため、厚さの合計が 1mm 未満の均一な厚さの複数のチューブやカラーをボトムマストまたはマストホールの全周にわたって取り付けてもよい。このチューブまたはカラーは、デッキレベルから 10mm よりも上に出てはならない。また、1mm 未満の均一な厚さの円板を 1枚、マストホールの底に取り付けてもよい。

現状の規則19(a) 削除:
19(a) マストステップの摩耗を防ぐため、1mm 未満の均一な厚さのチューブやカラーを 1個、ボトムマストまたはマストホールの全周にわたって取り付けてもよい。このチューブまたはカラーは、デッキレベルから 10mm よりも上に出てはならない。また、1mm 未満の均一な厚さの円板を 1枚、マストホールの底に取り付けてもよい。

変更理由: 摩耗防止のチューブやカラーがいくつかに分かれていてもよいことを明確にするため。

マスト摩耗防止の例:

(4) セールボタン
変更の提案:
赤字の文第1章に加える。

新しい規則追加

セールの識別

2001年1月1日以降に製造されたセールにはセールのタック付近に、ILCAから購入した、認可されたセールメーカーを示すボタンが取り付けられていなければならない。スタンダードMKIIセールにはオレンジ色のセールボタンが、ラジアル、4.7 および スタンダードMKIセール(クロスカット)には赤色のセールボタンが取り付けられていなければならない。

変更理由: レーザーの建造マニュアルは、クラス規則に適合したセールには ILCAが供給するセールボタンをタック付近に付けることを要求しているが、これをクラス規則に追加することにより、どのクラスのセーラーにとっても、競技で使うセールには、クラス規則に適合したものにするためのILCAが供給するセールボタンが付いていなければならないことを明確にする。

(5) コントロールラインの材質
変更の提案:
規則3(b)i取り消し線の部分を削除する。

新しい規則3(b)i:
3(b)i コントロールラインには天然素材や合成素材のロープを使用してよいが、ブームバングとカニンガムにはアラミド繊維(ケブラーなど)を使ってはならない

変更理由: アラミド繊維の使用制限をなくすため。

(6) コントロールラインの太さ
変更の提案:
現行の規則3(b)ii において青斜字の文を削除し赤字の文に入れ替える。

新しい規則3(b)ii 追加:
3(b)ii コントロールラインは均一の太さでなければならないが、荷重のかかる取付点でスプライスした箇所では太さが異なっていてもよい。

現状の規則3(b)ii 削除:
3(b)ii コントロールラインは均一の太さでなければならず、荷重のかかる取付点でスプライスする場合を除いて、テーパーがかかっていてはならない。

変更理由: 荷重がかかる取付点でのスプライスできる範囲をより広く認めるため。

太さの違いの例:

(7) クラス規則改正に関する会員投票
変更の提案:
現行の規則31 において青斜字の文を削除し赤字の文に入れ替える。

新しい規則31 追加:
31 クラス規則の改正は次のそれぞれから承認を得なければならない。
a. ワールドカウンシル(世界評議員会)
b. アドバイザリーカウンシル(顧問評議員会)
c. 当クラスの国際事務所が公開する投票に対して、メンバーから返信された投票のうち 3分の2 以上の賛成。ただし、規則改正案を公開してから 1ヵ月以内に国際レーザークラス協会へ提出された投票だけを有効とする。
d. World Sailing

現状の規則31 削除:
31 クラス規則の改正は次のそれぞれから承認を得なければならない。
a. ワールドカウンシル(世界評議員会)
b. アドバイザリーカウンシル(顧問評議員会)
c. 国際レーザークラス協会の事務所が行なう郵便投票に対して、メンバーから書面で返信された投票のうち 3分の2 以上の賛成。ただし、規則改正案を公開してから 6ヵ月以内に国際レーザークラス協会へ返信された郵便投票用紙だけを有効とする。
d. World Sailing

変更理由: 投票期間を 6ヶ月から1ヶ月に短縮するとともに投票を郵送しなければならないという制約をなくすため。

(8) クラス規則の緊急改正
変更の提案:
赤字の文を第5章に加える。

新しい規則追加

32 緊急改正

極めて緊急の場合には、ワールドカウンシル(世界評議員会)は World Sailingの承認のもと、一時的なクラス規則の変更を発布することができる。このような改正を恒久的なものにするためには、その後 規則31で明示されるクラス規則改正プロセスを経て承認を受けなければならない。

変更理由: 規則改正が必要だが通常の改正プロセスを通すには時間が足りない場合に備えるため。

4.   最後に  > Done をクリックします。

以上

西野 隆文
メジャラー